演奏をする際、指導をする際、楽譜をどのように選んでいますか？

楽譜選びの際には、様々な要素があると考えられます。レイアウトの見易さ、運指や注釈の実用性、知名度（権威）、価格など挙げていけばきりがありません。多くの人が誰からの助言もなしに、楽譜を選ぶとなると、どれを買えばいいかわからなくなってしまうことでしょう。
今回は、今までに楽譜選びで悩みを抱えたことのある方に向けて、「様々な楽譜の音楽テクストを比較して、自分に合った楽譜を選ぶための一手段」をご紹介いたします。
今回はブルグミュラーの練習曲Op. 100を例に、6つの楽譜を比較してみたいと思います

講師：今関　汐里（研究会員）
https://enc.piano.or.jp/persons/6891

◆「基礎編」の動画はこちらから
https://youtu.be/FYVAUvYoObs

参考文献
・吉成順『知って得するエディション講座』東京：音楽之友社、2012
https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail_sp.php?code=101440

・岡部玲子『ショパンの楽譜、どの版を選べばいいの？ーーエディションの違いで読み解くショパンの音楽』東京：ヤマハミュージックメディア、2015
https://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTB01090097

・渡辺裕『西洋音楽史論序説ーーベートーヴェンピアノ・ソナタの演奏史研究』東京：春秋社、2001
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393931523.html

・飯田有抄、前島美保『ブルクミュラー 25の不思議ーなぜこんなにも愛されるのか』東京：音楽之友社、2013
https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=143330

・フランス国立図書館電子図書館Gallica（フランス初版）
https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/btv1b52502531m/f3.item.r=Burgmüller,%20Friedrich

・IMSLP（ドイツ初版）
https://imslp.org/wiki/25_Études_faciles_et_progressives%2C_Op.100_(Burgmüller%2C_Friedrich)